先日「サル出没注意」という立て札を見た近くの畑で、獣捕獲用の檻を見た。


出没するサルを捕獲しようというのだろうか。
これまで雑木林の中などでこんな檻を何度も見かけたことがあるし、シカやイノシシが捕らわれているのを見たこともあるが、サルが閉じ込められているのを見たことはない。

農作物を食い荒らす害獣を捕獲する檻とは言え、檻は決して気持ちのいいものではない。
3年ほど前に檻に捕らわれたシカを見たことがあるが、脱出しようと檻に何度も何度も体当たりしている様子は見るに忍びなかった。

檻の置かれた場所は今では放棄畑になっているが、数年前までは手入れの行き届いた畑だった。
エンドウ、玉ねぎ、白菜、人参、ジャガイモ、チシャ等など、季節ごとの野菜が見られた。
それに春耕前の土手や畝にはホトケノザオオイヌノフグリが咲き誇っていた。
しかし現在は荒れ果て雑草がのび笹がはびこっていて、ホトケノザオオイヌノフグリの群生を見ることは出来ない。


ホトケノザオオイヌノフグリの群生の僅かな名残りを見る。