時は流れて

2013年も後一時間足らずで終わる。
特に感慨はない。

現役時代の最後の三期六年は、決算期が3月から12月に変更されていたこともあり、12月は悲喜こもごもの月だったし、年度の終わりという区切りを付ける厳粛な月だった。
しかし、今では昨日の続きの今日であり、今日の続きの明日(明日という日はあるか?)だ。
時の流れに区切りを付ける、そんな気持ちが希薄になってから随分歳月が経っている。

諸行無常は理りなのだ。
明日生かされておれば、時の流れのことなど気にせずに、また歩き続ければいいのだ。

朝の散歩の折、ツワブキの種を見た。

タンポポに似た綿毛を持つ種子だ。
タンポポの綿毛の種子のように風に飛ばされて行くのだろうか。
風に運ばれていく様子を想像していた。

明日も穏やかな一日でありますように。