呆けた一日

生活のリズムが狂うことが最近多くなっている。
現役時代と違って毎日が日曜日だから特に問題が起きる訳ではないが、リズムが狂った日は決まって終日呆けていることが多いのだ。

今日も呆けていた。
呆けに区切りを付けるためには虫撮りに出掛けるのが一番いいのだが、冷たい雨が降る中出掛けることもならず、読みかけたまま中途で放り出しているジャレド・ダイアモンドの「昨日までの世界」を取り出した。

今年の3月の終わり頃手に入れて読み始めていたが、上巻の半ばまでで中止していたのだ。
非常に面白い本だったのに何故か中途で放り出している。
集中力が持続しなかったのだろうか、理由は思い出せない。

今回は何が何でも下巻まで読み通さなくてはなるまい。
それに夏の初め頃から造らなくなっているパン作りも再開しなくては。
仲間たちとの写真展用の作品作りのためには、Photoshopでの作業手順を思い出さなくてはならないのだ、早い内に取り掛からなくてはなるまい。

やることが一杯ですよ、呆けてはいられませんよ、老兵に言い聞かせていた。