エントツドロバチの巣

公園の片隅にある小さな祠の軒裏でエントツドロバチの巣を見付けた。

朝夕、PUKUさんと散歩する時は必ず通るコースの祠なのに、祠の軒裏にエントツドロバチの巣があることに気付かなかったのだ。
大きくて見事な巣なのに今日まで気付かなかったとは。

エントツドロバチは前蛹という硬直した扁平な幼虫の状態で越冬するという。
この巣の中にも越冬中のものがいるのだろうか。
来春の終わり頃に、巣の一部を壊して中の様子をみてみよう、楽しみだ。

それにこのエントツドロバチは古巣を再利用して営巣活動をすることが多いようだから、無事に越冬して羽化すれば、再び此処で繁殖活動を始めることだろう。
活動を始めてくれれば、巣作りや幼虫に与えるエサ(メイガ、ヤガ、ハマキガなどの幼虫)の運び込みも、狙いたいものだ。
ここは三脚を据えるのにも絶好の場所なのだ。

冬至の柚子湯、庭で採れた柚子で柚子湯をたてる。
昨年はポリバケツ五杯も収穫できたが、今年は裏年なので粒は大きいが実は僅かだ。