ハグロケバエ

松尾大社境内のヤマブキが見頃をむかえているという記事が新聞に出ていたのを思い出し、近くの公園へ虫探しも兼ねて見に行く。

その帰り道ハグロケバエを見付けた。


ハグロケバエ ハエ目(双翅目)ハエ亜目 ケバエ科。
後翅が退化し、先の丸くなった棒状の平均棍が前翅の付け根から突き出ている。

擁壁のブロックにコンデジを押し付けていて、ご近所のKさんに声をかけられ一瞬ドキッとした。
「何か珍しいものがいますか」
珍しいものとか珍しいシーンだったら見付けたことに自慢も出来るのだが、ハグロケバエでは自慢にもならず返答に窮していた。

虫撮りに夢中になっていて声をかけられたことがこれまで何度もある。
時には不審者と思われて誰何されたり、草叢に寝そべっていて何処か悪いのかと訊ねられたり、クラクションを鳴らされたこともあった。
思い出してみればいろんな出来事があったものだ。