オオズアリの獲物

梅雨の晴れ間、草叢に入れることで何かしらウキウキしている。

雨上がりの草叢では、アゲハなどの大型のチョウは見かけなかったが、ベニシジミヤマトシジミ、ツバメシジミセセリチョウ等を意外なほど沢山見かけた。

小さなガの類もかなりの数を見る。虫達も陽の光を待っていたのだろう。

小さな谷間の斜面を降りようとして、クマザサの葉の上でオオズアリが獲物に群がっているのを見かける。獲物は先程から何度も見かけている小さな蛾の一種だった。

このオオズアリのコロニーには働きアリの他に少数の兵隊アリがいる。
働きアリの体長(2.5mm)に比べ兵隊アリはほぼ倍位の体長があり大顎を持っているが、兵隊アリとは名ばかりで外敵に対しては意外に弱虫のようだとも言われている。

小さな谷間の畑からの帰り道、フタモンアシナガバチの巣作りの様子を見にゆく。
変化があった。第1子が羽化していたのだ。


3日前に見た時は女王蜂1匹だけだったことからすると羽化は雨の中で行われたようだ。
羽化の時の条件によっては生き残れないヤツもいることだろう。
巣の様子から見るに第2陣が近々羽化しそうだ、少し頻度を上げて見に行かねばなるまい。