居眠りをする

中央アジア仏教の特性」(山田明爾龍大名誉教授)の4回目の講座は ”菩薩信仰の展開”ということで、中央アジアガンダーラにおける大乗仏教の発展、弥勒信仰が生まれてくる背景等など、多方面からの話だ。
説明には歴史地図や各種の写真を用意してくれているので、いつものことながら面白い。

これまでにも何度か別の講座で弥勒菩薩と関係する話、ゾロアスター教のミスラ、インド神話のミトラ、マニ教の光明神などの話を聴いたことがある。
その時うまく理解できず飲み込めなかったものが、今日の話で解決されるものもあった。

日本のミイラとも言われる即身仏信仰と弥勒信仰が関係している話などは、今まで聞いた事がなかっただけにえっ!という思いだった。

これほど面白い話を聴きながらも、講座後半プロジェクターを使うためにカーテンが閉められると、睡魔に襲われ始める。
我慢できないほど眠いのだ、映し出される仏像を必死で見ていたがそれでもコックリコックリする。

雨の昨日は読書もせずブログも書かず終日呆けていた。
遅い起き出し、それにもかかわらず長い午睡、眠り続けていた。
そんな状態が講座の時間中に起きているのだ、ボケの前兆ではなかろうかとゾッとする。