読書ノート(7)

「文明の崩壊」をやっと読み終えた。
とても面白い内容だったが、一気に読み進めるだけの集中力が欠けている所為もあり、正直ふうふう言いながらの読書だった。
それに「農耕起源の人類史」をいつとき併読していたものだから余計に手間取っていたのだ。

文明の崩壊に繋がる気候変動、環境破壊、その文明が属する環境の脆弱性(復元力)、近隣の敵対的集団あるいは友好的な取引相手、社会構造....etcの幾つもの視点から論じられる内容は現代文明社会にも通じるようでいろいろと考えさせられた。

ジャレド・ダイアモンドの「昨日までの世界」(日経新聞出版社)も手に入れてある。

呆け防止のためにも少し腰を入れて読まねばなるまい。