カラスアゲハとタニウツギ

ITOUさんの菜園をITOU昆虫園と名付けて虫撮りによく出掛ける。無農薬栽培の畑なので四季折々にいろんな虫たちが見られるのだが、今日は何故か虫たちの姿を見かけずだった。見掛けたのはセンサー付きのカメラ。何を狙っているのだろうか。この菜園で二度ほどイタチを見掛けたことがある。それに近くの山からタヌキが下りてきて作物を食い荒らすと聞いたこともある。カメラ設置の目的を一度訊ねてみなくては。

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斜面に植えられているハコネウツギが花をつけていた。しかしここでも蝶の姿はなかった。ウツギにアゲハの仲間特に黒いヤツが来てくれると楽しみもふえるのだが。

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ウツギと黒いヤツということで思い出すショットがある。

9年ほど前ホタル撮りのロケハンで朽木(高島市)を廻ったことがある。その折、タニウツギにカラスアゲハが吸蜜に来ているのを見つけ、1ショットしたことがあるのだ。

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ウツギと黒いヤツの組み合わせが欲しいと思いながらも、朽木での1ショット以来撮れていないのだ。山間の細道に車を乗り入れる自信がなくなっている現在では、タニウツギの咲く季節になっていても、朽木の渓谷を虫撮りで訪ねることはもう無いだろう。寂しい限りだ。せめて、ITOU昆虫園のハコネウツギが咲いている間は黒いヤツが来てくれることを願い、折々には覗きに来てみよう。カラスアゲハとタニウツギの組み合わせをジャスピンでものにしたいものだ。