読書ノート(3)

動的平衡2」(福岡伸一著・木楽舎)をやっと読み終えた。
読んだと言うよりもひととおり眼を通したという方が正しいような読み方だった。
理解できなかったところが大半なのだ。
それにもかかわらず面白いと思っている、それは少し時間を置いてから再読してみようと思わせる箇所が幾つもあるからだ。
その箇所に関連するもの例えば生命の起源とか単一な生命体から生み出された生命の多様性などを調べなおしておけば、より面白く読めるのではないかと思っている。
遺伝と遺伝子についても調べなおしてみなければなるまい。

「木を見て森を見ず」の章に書かれている ”相関性と因果性は異なる”という指摘も、私には
あっ!という指摘だった。
日常生活の中でこの「相関性」(相関関係)と「因果性」(因果関係)をはっきりと意識しておかないと物事の判断に間違いを犯すことに繋がりそうだ。