読書ノート(2)

ローズマリ・サトクリフの「第九軍団のワシ」を読み終えた後、「銀の枝」「ともしびをかかげて」の2冊を一気に読み終えた。お蔭で午前3時過ぎの就寝が4晩ほど続いていた。
こんな本の読み方をしたのは随分久しぶりのことだ。

書棚から取り出しておいたサトクリフの残りの作品はしばらくお預けにして「方丈記」の読み込みにかかることにする。
方丈記の中の引っ掛かる言葉をWebで調べながらというのが面倒くさくなり始めたので、現代語訳や補注のしっかりしている「方丈記」簗瀬一雄訳注(角川ソフィア文庫)を手に入れた。
それに以前から気になっていた福岡伸一の「動的平衡2」(木楽舎)をも入手した。

方丈記動的平衡2を併読したら面白いのではなかろうかと思ったからだ。
方丈記の「無常観」と動的平衡の「生命観」が入れ子細工のようになったらどんな世界が出来るのだろうかと自分でも訳のわからないことを考えている。