盆梅展と写真展

盆梅展(旧竹林院)と同じ会場で開催されている写真展に行って来た。
展示されている盆梅の大半の樹は未だ蕾が硬く、一週間ほど早い訪れだった。
見事な古木が何鉢かあったから花をつければ見応えがあるだろうと思っていた。

盆梅展の後、風景写真3人展「自然の恵み」を観る。
1月の初め勝部の火まつりでご一緒したNisitaniさんと仲間2人の写真展だ。


Nisitaniさんは国の重要無形民俗文化財の「大花田植」(広島県)などを出品されていた。
勝部の火まつりの時お世話になったお礼やあちこち撮影にお出掛けの時のお話などをお聞きしたかったが、生憎のお留守だった。

帰り道のお昼は近くの有名な蕎麦屋にした。
ここでも我儘な味覚が顔を出す、天ざる蕎麦だったが蕎麦のこしと風味が私のものではないのだ。
そばを湯掻いて時間が経ったという感じではもう受付ない、京都へ出た折立ち寄ることの多い三条の蕎麦屋さんの蕎麦が喰いたいそんな事を思いながら取り敢えずは食していた。
カミサンはきつねそばに満足していたようだし、良いアゲを使っていたようだった。

食い意地が張っている所為か不味いと思うと妙にイライラするのだ。
蕎麦は挽きたて、打ちたて、湯掻きたて、そんな蕎麦が喰いたいと思っているから余計だ。

写真展出品作を選び出す日(12日)の会場だったびわこ大津館のレストランでの昼食はビーフカレーだったが、これは美味かった。ここで不味いと思うものを食しなければならなかった時には、仲間たちの前でどんな顔をしただろうかと想像していた。

食い意地が張っていると餓鬼道に落ちるかもしれない、そんな不安がある今日此の頃だ。