音読

プリントアウトしておいた「方丈記」原文を読み始める。
何故か自分でもよくわからないが、声を出して読むことにした。
じっくり読むのには、もう何十年間もやったことのない音読がいいように思えたのだ。
それに脳の活性化とボケ防止には声を出して読むことを薦めている新聞記事を見たことがある。

この音読は思っていたよりもはるかに難しい。
相当に意識して声を出さないと、発声と息継ぎが滑らかに出来ないでいる。
一種の舌のもつれが出てくる。
何度か読み返すうちには上手く声を出してスムーズに読めるようになるだろう。

堀田善衛の「方丈記私記」にも一度眼を通してみよう。