楽しみな講座

「イラン文化と仏教 ー地獄観の東西ー」(蓮池利隆・龍谷大学)という6回シリーズの講座が今日から始まる。
先生の講義を聴講し始めて5年目になる。1テーマ6回の講義を毎回面白く拝聴しているがいつも6回で終わらずにもっと続けて欲しいと思うことが多い内容だ。

今回もその副題にある「地獄観の東西」、中央アジアや西欧の地獄観と東洋的地獄観の違い、違いの生まれてきた風土・文化的背景がどのように講義されるのか楽しみだ。
東洋的地獄観の中で、中国の地獄観と日本の地獄観の相違はあるのか、我が国の神道にも地獄という観念があるのだろうか、地獄と冥界は違うのか等々、様々なことを想像している。
どんな話になるのだろうか。
それからタジキスタンのカラ・イ・カフィルニガン遺跡の発掘調査の話も期待している。

先先回の講義の折頂いた「古代ソグドの宗教」(Y.ヤクボフ著、訳 蓮池利隆)も読みなおしだ。