ナミアゲハの2齢幼虫

龍谷深草キャンパスの紫光館構内に橘の木が植栽されている。
由緒ある木のようだ。
深草キャンパスに来るとこの橘の木を丹念に見ることが10年来の習慣になっている。
橘の木はいろんな虫たちを見せてくれるのだ。

今日も翅の傷んだ黒いチョウがこの木から飛び出して行くのを見た。
またナミアゲハの2齢幼虫も見付けた。


このナミアゲハの幼虫はサナギになって越冬するのだろう。
年内は何度か深草に来ることになっているから、幼虫の変化が見られるだろうか。

午後の京都市内は汗ばむ程の陽射しだった。
講座の後、「京の暖簾」を撮り歩く計画だったが暑さに負けて断念する。
四条通ジュンク堂書店に潜り込む。

維摩経とインド文化」(講師・蓮池利隆 龍谷大非常勤講師)の講義で紹介のあった「梵文和訳 維摩経」高橋尚夫・西野翠/訳を探すつもりだったが、目的の本よりも写真集のコーナーで長居してしまい目的を果たせずだった。

帰った玄関先で今日はミノムシが出迎えてくれた。

昨日のヒグラシの骸と違ってゆっくりだが動いているミノムシを見ていると、なんとなくホッとする。