データー整理

朝の目覚めの時、太陽が顔を出していれば少々早朝でも起き出すが、曇だったり雨だったりすると起き出すのが嫌になり、もう一眠りと起き出すのが昼前になってしまう。
今日もそんな起床の仕方で、起き出してから半日損をした気分になっている。

午後から本年度半年分のデーターの整理と外付けハードディスクにバックアップする。
カメラから取り込む時不要な画像は削除して取り込んでいるつもりだが、それでも改めて見直すと
随分と削除対象のものがある。
厳選したものだけを残して、後はバサッと削除してしまえばいいのに、どこか未練が残って思いきった削除が出来ずにいる。「残しておいてどうするの」と自問してはいるのだが。

それにフィルム時代のものも整理しかかってはいるが、ポジマウントを作るのが億劫になっているのだ。これらもかなりの枚数なのだ。整理をカミサンに頼むわけにはいかないし。

3年前の暮れに、旧い友人Kが自費出版した 画集を送ってくれた。
明るい色調の風景画を油彩で描いていた。
眺めていて心の安らぎを感じさせる作品群で構成されていた。
彼は「旺玄会」のメンバーであり、読売新聞大阪本社賞、大阪府教育委員会賞など幾つもの受賞作を持っていた。
大阪市立美術館での展覧会に彼の作品が出品されていると必ず観に行ったが、展覧会場でも柔らかい色調と彼独特の描き方から遠くのほうからでも、彼の作品と一目で判った。

画集は40年近く描いてきたものから選び出した作品だけに素晴らしい画集だった。

私には「賞」などという勲章はないが、自作のアルバムは如何、それとも個展はと.....。
データの整理をしながら彼の画集ことを思い出し、自作アルバムのことを考えている。