梅雨の晴れ間

正午前後からの一刻は真夏のような陽光が降り注いでいた。
昨日の小雨の中のpukuさんとの散歩の折に見つけておいた草むらへ虫撮りに出掛ける。
沢山のキリギリスがいたのだ。
これからも虫撮りの舞台になってくれるであろう草むらを踏みにじらないようにと、180mmマクロにする。ツインストロボと一脚も用意した。

今日も沢山のキリギリスがいる。
孵化したばかりの幼体から成虫までの幾種類かのキリギリス達が、雨に濡れた体を乾かすように草の葉の上にいる。


これからしばらくの間はこの草むらを観察だ。
キリギリスの交尾行動は未だ見たことがないが、チャンスに恵まれるかもしれない。
それにしてもこの草むらがいつまで現状のままで存在していてくれるかだ。
7月3日(日)は町内の草刈の日だ。
オニユリの一群は刈り倒すことはないと思うが、この周りのツユクサの茂みや雑草は刈り取られてしまうんだろうな。

pukuさんとの散歩の折にもぐり込んでいた草むらは年々少なくなってゆく。
空き家は増えていて手入れの行き届かない庭は絶好の虫撮りの場なんだが、無断で侵入する訳にもいかず、身近な虫撮りの場所は減ってしまった。
残念だが仕方がない。