一瞬のチャンス

今日は写真展最終日。
午後四時からの撤収作業なので少し早めに行って、雨のローズガーデンを撮るつもりでカメラの雨対策をし車の後部座席に積むも、持ち出すのを忘れているのだ。
車から降りる時、もの凄い土砂降りだったのと下りた足元が水浸しだったこともあり、カメラのことなどすっかり忘れてしまっていた。足早に駆け込んだ玄関先でカメラのことを思い出すも、土砂降りの中駐車場まで往復するのが嫌になり諦める。

撤収までの時間つぶしに桟橋に係留されているビアンカを見学する。
乗船するのは初めてだ。
雨対策をした一眼レフだったら雨に濡れた後部甲板から面白い構図で何枚か撮れたのにと、カメラを取りに引き返さなかったことを後悔している。
この構図での風景は二度と撮れないだろうに。
「撮る」.......これは本当に一瞬のチャンスだ。
チャンスに恵まれた時、如何に迅速に対応してシャッターが切れるかだと思う。
少しづつボケが始まっている老身にこの事を言い聞かせねばならない。
GX200)

写真展の延べ入場者は500人ほど、期間中の天候の所為もあり昨年よりかなり少ない。