講座からの帰りは三つの写真ギャラリーを回って帰るいつものコース。
ギャラリー&喫茶 繭での花(山野草)の写真展では、画用紙にプリントしており、マットに仕上がっていて面白いと思った。きらきらの光沢紙よりも雰囲気が出ていた。
画用紙、マーメイドと言っていたがどんな用紙だろか、そんなことを考えながら河原町筋を歩く。そして気になっているショウウインドウの前で立ち止まる。

そのショウウインドウの中には欲しいな欲しいなと思っている一本のナイフが在るのだ。
最初に見たときからその細身の形状からペーパーナイフだと思った。
14700円の値札が付いている。
ペーパーナイフにしてはやけに高価だなと思いながらも、その前を通るたびに覗き込む。
7年前の現役時代だったら即座に手に入れていただろうに、年金生活者じゃねと自分に言い聞かせながらも何度か覗き込んでいた。
フランス ライヨールナイフだ。
いいデザインをしている。


欲しいな。