トビイロトラガ

午前11時前、鳥撮りに行こうと車庫に向かった時、偶然にもブロック擁壁にいるトビイロトラガを見つけ、バッグからコンデジを引っ張りだした。ヤツは擁壁の一番下の段にいるのだ。コヤツを撮るのに長年愛用のOLIMPUS XZ-1だったら道路に這いつくばって撮らねばならないところだが、持ち出していたのが可動式モニターを持つCASIOのEZ-10だったことが幸いだった。モニターを上にチルト、それでも膝を付きかなり苦しい姿勢で1ショットした。

1ショットした後、コヤツの開翅したところや飛立つところを撮ってみたいと思い、ポリ袋に拾い上げ、後部座席に放りこんだ。

鳥撮りは不作だった。キジの声もヒバリの声も無しだ。声を聞かないといえば今季に入ってオオヨシキリの鳴き声を一度も聞いたことがないのだ。5月の今の時期にはけたたましいほどゲゲッチゲゲッチと高い声で鳴いているのに。全く見掛けなということは何か理由があるのだろうか。耕作放棄地のヨシ原が2ヶ所無くなったことなどが原因の一つだろうか。ヨシ原の中で真っ赤な口を開けて囀る声が聞けないとは、なんとも寂しい限りだ。

野鳥のファイルにも2020年以降コヤツのショットがないのだ。今夏はオオヨシキリの囀りを聞くことができるだろうか。その姿を見たいものだ。

*2018年のファイルから

キジ撮りのフィールドに入る田んぼ道にある一番最初の木、この枝先がオオヨシキリのソングポストだった。ゲゲッチゲゲッチとかギョッギヨッとか鳴きながら老爺を迎えてくれていたのだ。

帰りの道筋で草むらから顔を覗かせているキジを見る。鳥撮りは全くの不作だった。

 

帰りはスーパーに寄り、あさり、ベーコン、トマト、パプリカ、ズッキーニ、人参、えんどう豆それとアジの干物を買った。豆ご飯とあさり、ベーコントマトなどでチャウダー、アジは少し強めに焼く などの晩飯にした。

本日まずは好日