ドジなヤツ

午後一番、和邇漁港の駐車スペースに車を止めて湖岸を歩く。

鳥撮りの時はEOS7D+150-600mmと三脚がメインになっている。コイツを左手で持って歩くのが常態になっている。この長い間のならいの所為だろうか、左肩とその腕の付け根の部分が痛くなっている。腕を上げると時に強い痛みが走ることがあるのだ。こんなことがあって今日はカメラ一式を少しでも軽くするつもりで三脚をやめカーボンの一脚にした。コイツを抱え湖岸を歩いていて面白い光景を見る。渚にいたドジなコサギだ。

さざ波の渚で小魚を狙っているのだが上手く捕れないのだ。小半時ほど見ていた間4度捕食を試みたがすべて失敗だった。なんというドジなヤツだろうか。

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波が少し高い所為で魚影の目測が難しいのだろうか、それにしても4度の失敗とは。こんな光景を夕食の折カミサンに話しているとカミサン曰く「人に器用な人と不器用な人がいるようにコサギにも器用な鳥とそうでないのがいるんですよ。不器用な鳥は鳥なりにきっと一生懸命生きているんじゃないかしら」

 

和邇漁港の沖合にたくさんのカモが来ているのを見る。今冬、初めて見る数の多さだった。これから一段と寒くなると水鳥の飛来も多くなるだろう、楽しみだ。

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ヒドリガモの集団がいた近くの渚でアオサギが水の深みにいるのを見る。まるで波間を泳いでいるというふうに見えた。初めて見る光景だった。いったい何をしていたんだろうか。

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湖北の野鳥センターや尾上漁港方面へ出掛けたい。カモの集団を見ていてそんな思いが強くなっていた。一苦労だが冬用のタイヤに履き替えねばなるまい。