真冬のジョロウグモ

ベランダーのプラ屋根の下に真冬の今も1匹のジョロウグモがいる。12月の終わり頃には死んだ個体が巣網に引っかかっているものと思っていたがコヤツは生きていたのだ。風がなく陽射しの暖かい日には、破れた巣網の糸を伝って日向ぼこするように陽射しの中に下りてくるのだ。今日は冷たい時雨が時折やってくるので屋根裏に引っ込んでいる。

11月の終わり頃まではベランダに5匹のジョロウグモがいた。ジョロウグモの巣にどんな虫がかかるのか見たくて、巣を取り払わずに残していたのだ。5匹のうち今も命を繋いでいるのはコヤツだけ。仲間はとっくにその命を終えたのになんとタフなヤツだろうか。

*12月13日にアップしたものから

ジョロウグモ、真冬、越冬、野外などのキーワードで検索してみたが、該当するものは見当たらない。ベランダーにいるコヤツはいつ頃まで命を繋いでいられるのだろうか。最後まで見届けなくてはなるまい。

買い物帰り、晴れ間の一瞬に撮った1枚