鳥撮り不発

午後から湖岸沿いの田圃道を歩く。
冬の湖面を賑わせていたカモの仲間は北へ帰ってしまったのだろう、見渡す限りの湖面には全く水鳥の姿はなかった。
かろうじて見掛けたのは和邇川河口にいたオオバン1羽と琵琶湖大橋方面へ翔んでいくカワウ1羽のみ。
耕作放棄地や少しづつ田拵えが始まった田圃で見掛けたのは、ケリ、ツグミ、カラス、ムクドリ、空の高みから急降下してきたヒバリ、ヨシ原の茂みにいたカワラヒワ
鳥撮りを諦め、ヨシ原の一角に座り込んで持参のコーヒーとフロランタンで休憩していて、遠くの耕作放棄地からのケーンケーンというキジの一声を聞く。
姿を見付けることは出来なかったが今年初めて聞くキジの啼き声、嬉しくなっていた。

今日の1ショットはムクドリ

座り込んだ場所の近くの土手でツクシを見る。

闌けてしまっていなければ摘み取って帰り、少し濃い目の味付けの玉子とじに、そんなことを考えていた。

鳥撮りは不発だったが春日好天、呆けずに済んだ。