ケリ翔び立つ

午前9時前キジの貌が見たくていつものフィールドへ行く。
車を路肩に停め田圃道に入った時キジを見掛けたがほんの一瞬だった。
あっという間に草叢に隠れてしまったキジは、姿かたちから見て若いキジのように見えた。
これまで追いかけてきたキジたちよりも躰が一回り小さいのだ。
晩春の頃の母衣打ちするキジや3組のキジのペアは、堂々としていて、間合いを詰めてもゆっくりと草叢に隠れたが、この若いヤツは経験不足で人馴れしていないのだろう、逃げ足が速い。

ケリを撮る。


1昨年の秋、鳥撮りを始めてから鳥撮りさんの言う「飛びもの」撮りの練習も随分やって来たが、練習の成果は未だ上がらない、お気に入りの一枚いつになることやら。
ケリの小集団がいるのを幸いに田圃道を行き来して飛翔体を狙う、130ショットほどしていた。

ムクドリオオヨシキリコサギを見る。


小さな川の中にコサギダイサギがいた、ハヤでも狙っているのだろうか。
サギたちの手前には麦わら帽子を被った釣り人が一人、釣り人とサギたちの捕食の瞬間の組み合わせ、こんなショットも面白いと思ったが、灼けつくような暑さだ長居は出来なかった。

炎日だったがまずは好日、呆けずに済んだ。