ひばり

昨日は写真展会場の展示レイアウトをプランニングする日だった。
レイアウトを決める作業はAさん達にお願いして、いつものように部屋の片隅で半日呆けていた。
なんの手伝いもせず呆けていただけだのに相当に疲れていた。
いつもの就寝は午前2時頃だが、それが9時過ぎ酷い睡魔に襲われ、ブログも書かず眠りについたのだ。、
そんなこともあって今朝は5時過ぎの目覚め、コーヒー一杯飲んだだけで鳥撮りに行く。

早朝の光の中でキジが出迎えてくれた。

しかし田圃一枚分向のアシ原から突然草刈機試運転の音と思われる激しい音がすると、キジは草叢に足早に戻って行った。

背高く伸び始めたアシ原が刈り払われているのだ、オオヨシキリカワラヒワ、キジの夫婦も隠れ家にしていたアシ原が無くなりつつあるのだ、鳥撮りの絶好のフィールドが消えていく、老いの体の一部が切り取られるような悲しみを覚えていた。

キジ撮りを諦め、草刈り機の音が聞こえてこない次のフィールドへ、重いヤツが余計重くなっていた。
囀り飛翔中のヒバリがすぐ近くの草原に急降下してく来る。
草原に下りられてしまうと見つけ出すのが大変だが何とか見つけ出し、翔び立たないことを願いながら三脚を立てた。

こちらが動かずに静かにしていると、毛繕いを始めたり囀りを始めたりする。

帰りはいつもの木でオオヨシキリの囀りを撮り帰途につく。