アトリとスズメの混群

長い午睡の後、雨の来ぬまにと思い鳥撮りに出る。
これまでだったら曇り空の悪条件下で出掛ける事はまず無かったが、やっと動き始めた老躯だ、これにブレーキをかけるのはまずいと思い、無理矢理我が身を引っ張り出すようにして出て来のだ。
目的の湖岸では全く収穫が無かったが帰り道思わぬ拾いものをする。

所々に雪の残る田圃道を歩いていてスズメの集団に出会う。
そのスズメの集団の中にスズメとは翅の模様の違う小鳥がいたのだ。
後で調べて判ったことだが、日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来してくると言われるアトリ(花鶏)だった。
この鳥をこれまでも見掛けていたに違いないが、見掛けてもスズメとしか思わなかったことだろう。
鳥撮りを始めて知る鳥の種類の豊富さ、今年はどんな鳥の発見があるだろうか、楽しみだ。

近くにはスズメの小集団、アトリとスズメの混群も見られた。

今年の鳥撮りのテーマの一つにスズメを上げているのだ、晴れた日にはホットコーヒーとサンドイッチ持参で来てみよう。