カマキリの幼体

庭のオニユリにカマキリの幼体がいるのを見つける。
オオカマキリの幼体だろうか。

毎年庭先ではカマキリの幼体を数多く見かけるのだが、今期はポツリポツリとしか見ない。
それというのも、例年冬の初め頃草叢などでカマキリの卵鞘を見付けると必ず持ち帰り、キンモクセイや玄関先のシロダモの枝に縛り付けておくのが慣いだった。
それが昨秋は卵鞘を持ち帰ることがなかったのだ。
そんなこともあって今期は幼体を見掛けることが少ないのだろう。


大津市立図書館のホームページで蔵書をいろいろ検索していて、エーリッヒ・ノイマンの「意識の起源史」を見つけ借り出した。

現在少しづつ読み進めているジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」は中断して、「意識の起源史」を集中して読むつもりだが、これを読み進めるのに非常に気分の悪いページが何十ヶ所もあるのだ、誰が引いたのか赤いボールペンで傍線が引かれているのだ。

いい音楽を聴いている時耳元で調子はずれの雑音を聞かされる、そんな嫌な感じの傍線なのだ。
公共の財産を自分勝手に傷つけるマナー違反も甚だしい人もいるもんだと腹立たしくなる。
赤い傍線など気にせずに読めばいいのだが、傍線の箇所に来ると読むスピードは途端に遅くなる。(幸いなことに下巻には赤い傷は見当たらない)