キアシナガバチ

ネズの木の茂みでキアシナガバチが巣作りをしているのを見つける。
巣はかなり大きくなっているが、第一陣の働き蜂は未だ生まれていないようだ、働いているのは女王蜂のみ。

虫撮りが目的で出掛ける時には、カメラなどの機材のほかに、洗濯バサミ、麻ひも、輪ゴムなどの小物類も持参している。
これらの小物は被写体の前の邪魔になる葉っぱや枝を持ち上げるのに使うのだが、今日は散歩だったからポケットにねじ込んでいるコンデジEX-10だけ、キアシナガバチの巣作りを撮ろうと左手で手前のネズの枝を持ち上げながら右手のコンデジをネズの奥に突っ込み撮る。
ネズの尖った葉先にチクチクやられながらコンデジを茂みに押し込む、こんな痛い思いをしながら撮ったのは長い虫撮りだが余り記憶にない。

いつものコースから外れた遠回りになる散歩だが時折には巣の様子を見に来なくてはなるまい。