コガタスズメバチの初期巣

今日は町内会の一斉草刈りの日だ、自治会館廻りの草刈りに参加する。
参加しているものの僅かな作業に息切れする状態で役立たずの有様だった。
一休みしている時、草刈機を操っている I さんから声が掛かり、コガタスズメバチの巣を貰う。

コガタスズメバチの初期巣。


私が虫好きなのをご存知だったので草刈りの折に見付けた巣をわざわざ取っておいてくれたのだ。

巣の中は6匹の幼虫と卵が4個それに蓋された育房が一つ。
女王蜂が単独で巣作りを始めてから1ヶ月半くらいだろうか、最初の一匹が近々生まれてくる状況の初期巣なのだ。

親蜂からエサを貰えない幼虫は早晩死んでしまうだろうが最後まで見届けてやろう。

欲を言えばこの巣が藪椿にぶら下がっているところを観察したかったし、トツクリ型の巣に出入りするハチの様子を撮りたかった。

これ以上に欲張ったことを叶えてくれるとすれば、女王蜂が単独で巣作りを始める最も初期の段階から巣がだんだん大きくなっていく様子や働き蜂が生まれて巣作りに参加している様子を撮りたいものだ。