白い彼岸花と3種の幼虫

ご近所のIさん宅の庭先で白い彼岸花が咲いているのを見つけフエンス越しに撮る。

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いつもはAさんの菜園の草深い斜面に顔を出す白い彼岸花を撮っていたが、不思議なことに今年は見当たらないのだ。何が原因だろうか。

 

飼育箱の天井にぶら下がっていたアケビコノハの幼虫に変化があった。天井から下り、幼虫の餌にと入れておいたアケビの葉を綴り合せてその中に潜り込んでいた。まもなく蛹化が始まるのだろう。

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階段の石垣でセスジスズメの若齢幼虫を見つける。80-85mm近い大きさの終齢幼虫になると黒褐色の体にずらりと並ぶ黄色と赤の眼状紋が気味悪いほどだが、若齢のコヤツが白い紋様を先端に持つ尾角をピンと立てて足早に移動していく姿は、いと可愛、そんな感じだった。

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玄関先のタカサゴユリは未だ青々とした葉をつけている。その葉の上にルリタテハの幼虫が2匹いるのを見つける。

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昨日、食い尽くされて葉の失くなったユリから新しい餌場を求めて移動して行ったヤツを、ヤツが下りていったユリの下のスズランの葎で、随分丹念に探し回ったが見つからなかった。見つからなかったヤツの内の2匹が、元の場所から2m近くも離れたタカサゴユリにいるのだ。玄関先の玉砂利の上を這って来たのだ。どうやってこのタカサゴユリを見つけたのだろうか。幼虫はどんな能力を備えているのだろうか。

ひょろりと伸びた小さなヤマイモの葉にもルリタテハの幼虫がいた。

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昨日、柚子の木の下のオニユリに2匹移しておいたから今日の3匹と合わせて5匹、当初見つけた数になった。

 

明日は久しぶりの好天のようだ。遠出してみるか。