ナガサキアゲハ

何とも暗鬱な曇り空の一日。

読書に倦んで眼を上げると、庭のノウゼンカズラナガサキアゲハが来ていた、急いでカメラを持出す。

ナガサキアゲハは温暖化の指標種として知られている。
1800年代終わり頃まではその分布域が九州以南に限られていたが、徐々に北上を始め、1940年代には山口県高知県で、1960年代には淡路島で、2009年には関東北部で見られるようになったという。
現在では東北地方のどの辺まで進出しているのだろうか。

庭の柚子の木にも産卵の為だろうかよく来ていた。
幼虫の姿を探してみねばなるまい。