セスジスズメの終齢幼虫

連日の猛暑に痛めつけられた所為だろう、擁壁に這うツタの落葉が例年に比べて随分早い。
それに落葉の量が多いのだ。
風に吹き飛ばされるとご近所迷惑になるから朝夕の掃除が欠かせない。
今朝も沢山の落葉を掃き集めていて、擁壁の下の犬走りにセスジスズメの幼虫がいるのを見付けた。
ゆっくりと這っているのは終齢幼虫のようだ。

終齢幼虫は何処からやって来たのだろうか。
道路の上に枝を伸ばしているノウゼンカズラから落ちたのだろうか。

昼過ぎ、そのままにしておいたセスジスズメの幼虫のことが気になり見に行く。
幼虫は朝と同じ場所にいた。
近づいてよく見ると小さなアリが幼虫の上に来ている、シワクシケアリのようだった。


シワクシケアリはブロック擁壁の隙間に巣作りしているヤツだろう。
巨大な獲物はどんなふうに処分されるのだろうか。