ミスジガガンボ

ヒメベッコウバチの巣作りのことが気になっていたので、9時過ぎ小さな谷間の畑へ出掛ける。


ヒメベッコウバチの泥の巣は昨日よりも3室ほど大きくなっていたが、今朝巣作りを始めた形跡はない。
ヒメベッコウバチが帰ってくるのを待つつもりで三脚を立てた。
30分ほど待つも現れずだ、巣作りはもう終わったのだろうか。
陽射しが一段と強くなる、隠れる日陰もない場所なのでヒメベッコウバチを諦めて退散する。

愛蔵本の一つに「狩蜂図鑑」田仲義弘 著(全国農村教育協会)を持っている。
この著者はオキナワアナバチが獲物を巣穴に運び入れるシーンを撮るため、真夏の奄美大島の炎天下で2時間近くも待っていたという。
自分の体の2倍もある獲物ハネナガイナゴを巣穴に運び入れる、オキナワアナバチの素晴らしい写真を撮っているのだ。
オキナワアナバチの生態を熟知していたから待ち続けられたのだろうが、それにしても炎天下での2時間近い待ち時間、老爺は30分で音を上げているのだ、思い描く写真が撮れるはずもない。

帰り道、ミスジガガンボマメコガネヒカゲチョウなどを撮る。


その他、クロウリハムシ、モンシロチョウ、ナミアゲハ、カノコガ、なども見かけた。