白いつるバラ

全く草むしりをしていない小さな庭、雑草が伸び放題になっている。
以前だったらカミサンがこまめに草むしりをしていたが、歳のせいか間遠になっている。
根の深い雑草やフェンスに絡みつくツタなどの処理は私の役目だが、これらも長い間手付かずだ。
そんな雑草の庭の片隅で白いつるバラが咲いているのを見付ける。

植えた覚えのないつるバラだから野茨の一種だと思い、雑草処理の時根元から切り取っていた。
刺のある蔓は庭掃除の時の厄介物だったのだ。
時折刈り残された蔓に小さな白い花を見ることがあったが、いずれにしても厄介物だった。

バラの種類は2万種を超えるという。
この白いつるバラは何と言う名前なんだろうか、図鑑で見るにアイスバーグに似ている。

近くの空き地の雑草の中に、この白いつるバラに似たピンクのバラも咲いている。
豪華絢爛なバラよりも草叢でひっそり咲いているこんな小さなバラが性に合っている。

山門水源の森でハッチョウトンボが飛び始めたとITOUさんから連絡があった。
見に行ってみよう。