早朝から琵琶湖の向うに伊吹山がくっきりと見える好天気、絶好の虫撮り日和だ。
あまりにもいい天気なので、虫撮りに行くか公開講座(予約済)に参加するか悩んだ末、講座に出席することにした。
成安造形大学付属近江学研究所が主催する公開講座「近江の寺と城」だ。
講師は下坂守奈良大学教授(日本中世史)。
「近江の寺と城ー中世の湖国に生きた人々ー」という演題と講演の内容は少し違っていたが、台頭してきた武士と寺社勢力の争いの様子をいろんな文献から抽出し、面白く話された。
面白くなかったら居眠りする以上に腹が立つただろうに、今日は虫撮りを止めてよかった。
講座が終わった後送迎バスを利用せずJRの駅まで虫を探しながら歩く。
キイロスズメバチの死を見る。
書斎にいたルリタテハの幼虫が気付かない間に羽化していた。