サツマノミダマシとアキカネ

2週間ぶりの龍谷大瀬田キャンパス、いつもの習慣で講義の終わった後、雑木林に潜り込む。
雑木林の中に通じる細道の入り口でサツマノミダマシアキアカネを見る。


道を塞ぐように伸びている枯れ草を手で払おうとして、鮮やかな緑色をしたクモがいるのに気付く。
クモは今年初めて見るサツマノミダマシだった。

日中は網をたたんで草の陰などで休んでいるが、暗くなり始めると網を張り虫を捕食する、夜行性のクモなのだ。

網をたたむクモは網をたたむ時その巣を食べるクモもいると聞いたことがあるが、このクモ・サツマノミダマシも自分の巣を喰うのだろうか。

雑木林の中を少し歩いてみたが虫の姿も鳥の鳴き声も無かった。
見掛けたのは雑木林の入り口で見たサツマノミダマシアキアカネだけだった。