クロハネシロヒゲナガ

ナナホシテントの捕食シーンを撮りに先日見付けておいた草叢へ行く。
カラスノエンドウにくっついている沢山のアブラムシのコロニーを丹念に見て廻ったが、ナナホシテントウがアブラムシを捕食しているシーンは撮れずだった。

テントウムシの幼虫も成虫も広い草叢だったのに意外なほどいなかったのだ。
それに黒アリの姿も見かけなかった。
カラスノエンドウの花に吸蜜に来る蜜蜂の仲間もごく稀だった。


草陰からふわりふわりと飛び立ったクロハネシロヒゲナガを見付け追い回す。
ふわりふわりとした翔び方なのにファインダに上手く収まらないのだ。

これまでだったら、真夏日のような午後の時間を草叢で過ごしてもさして厳しいと感じることはなかったが、今日は相当にダメージを受けている。

目的の捕食シーンが撮れなかった上に、クロハネシロヒゲナガの飛翔が撮れなかった故だ。