外出から帰った時、玄関先の階段でツヤアオカメムシを見付ける。
出掛ける時には全く気付かなかったから、留守の間に、アオキの木で越冬中のものが突風にでも吹き飛ばされ転げ落ちたのだろう、アオキの赤い実と並んで落ちていた。
非常にゆっくりだが赤い実の側を移動しているのだ、おっ!という思いでモニターを見ていた。
気温が何度以下になれば全く活動を停止するのだろうか、車載温度計は6度だったが。
寒空の下、僅かでも動いていることにいのちの有り様を見るようで不思議な感動を覚えていた。
御仏の鼻の先にて屁ひり虫 一茶