フタモンアシナガバチの巣の変化

フタモンアシナガバチの女王蜂が単独で巣作りをしているのを見付けたのが5月27日。

それ以来折にふれて見に行く。
6月2日に見た時は女王蜂のいない空っぽの巣だった。

何かのアクシデントで巣が放棄されたのだろうかと心配していたが、今日久しぶりに行ってみると女王蜂は巣作りに励んでいた。

よく見ると巣に変化が見られる。
卵が産み付けられていたり、育房が蓋されているものがあるのだ。
蓋された育房の中ではハチが育っているのだろう。

第一陣の働き蜂が羽化してくると労働力が増加するから巣も大きくなっていくことだろう。
女王蜂が産卵に専念し始めると巣立ってくる働き蜂も増え、巣は飛躍的に大きくなるに違いない。

巣は秋の初め頃まで大きくなると言われているが、此処の巣は細い草の茎に作られているのだ。
巣が大きくなる条件には恵まれていない、それに空き地の草刈りが行われるのは目に見えている。

何時の頃まで観察できるだろうか。
楽しみが出来るだけ長く続くことを願わずにはいられない。

巣作りのすぐ近くでキアゲハを見る。

今日も一日呆けずにすんだ。