壊されたフタモンアシナガバチの巣

今朝は久しぶりに早起きしてフタモンアシナガバチの巣の様子を見にゆく。
昨日の町内一斉草刈りでフタモンアシナガバチの巣の在る草叢が刈り払われていないか気になっていたのだ。
草叢は刈り払われずに残っていたのでやれやれという思いだったが、草叢を覗きこんで安堵の思いも一瞬に吹き飛んだ。

眼の前に在るのは何者かに襲われ無惨に食いちぎられた巣の残骸なのだ。
襲ってきた奴は一体何者だろうか。

巣がボロボロになっているのだ、幼虫を引きずり出すのに巣を食い破ったのだろうか。
こんな巣の状態はこれまで見たことがない。
オオスズメバチ等が密蜂の巣を攻撃している映像をTVで見たことがあるが、ヤツが来たのだろうか。

7月3日に見た時は働き蜂の数も増え巣の増築が始まっていた。
 7月3日
巣が大きくなりメンバーも増えるだろうと楽しみにしていたのに、この変わりように悲しくなる。
5月27日にこの巣を草叢で見つけて以来折りにふれ此処にやって来たがこれで終わりになった。


帰り道ITOU昆虫園の側壁の上にベッコウバチがいるのを見付ける。
数匹いるのだ。

此処でベッコウバチが大きなアシダカグモを運んでいるのを撮ったことがる。
フタモンアシナガバチの巣は失くなったが、ベッコウバチが土中に作る巣を探す楽しみが出来た。