ユリクビナガハムシ

庭の隅で背の高いミョウガの葉陰に隠れていたタカサゴユリ三本がユリクビナガハムシに食害されているのを見付ける。

ユリの最も柔らかい先端部分が食われているのだ。
この状態だとこのユリは花を咲かせることはもう出来ないのだろうか。

ユリの葉の上で自分の糞を被って行動している幼虫を見つける度に処分したが、ダメージを受けているユリはミョウガの葉陰に隠れていたため気がつかなかったのだ。

アゲハが来る。

草叢のフタモンアシナガバチの巣では二日前と比べて変化はなかった。
レンズを近づけると育房の世話をしていた働きハチや女王蜂は一斉に退避し警戒態勢に入る。
全員が触覚をピンと立てているのは興奮している状態をあらわしているのだろうか。

梅雨が開け本格的な夏空が続くようになると、比較的おとなしいフタモンアシナガバチも様相を変えてくるだろうから、レンズを近づける時は注意が必要だ。