フタモンアシナガバチの巣作り

近畿地方の梅雨入りが発表された、例年より10日早いとのこと。
小雨が降る中、昨日の夕方の散歩の折に見つけておいたフタモンアシナガバチの巣を見にゆく。

女王蜂が一匹で初期段階の巣を作っていたが、雨の中どんな状態なのか知りたかったのだ。

そっと近づいてみると、女王蜂は雨宿りするかのように草の葉の下に身を隠していた。
草をかき分けレンズを近づけると警戒態勢に入るように葉の下から這い出してくる。


攻撃性の弱いおとなしいハチだし、女王蜂一匹のこの頃はまず襲われることはないが、働き蜂が羽化し数が増えてくると防衛本能が高まり近づきすぎると襲われることもある。

小学生の頃一度刺されたことがある。激痛だった。
毒性はスズメバチと比べると弱いようだが、刺された時の痛みはスズメバチよりも強いとも言われている程だ。


第1陣の働き蜂が羽化してくるのは6月半ば頃だろうか。
巣の変化の様子を記録したいものだ。
巣の変化のどの段階まで撮る事ができるだろうか。
すぐ隣りの土地では建築の準備が始まっているのだ、工事の人に踏み潰されるかもしれない。
また6月の終わり頃には空き地の草刈りが始まる。
フタモンアシナガバチのこの巣はいつ頃まで無事でいてくれるだろうか。