セグロアシナガバチ・巣を放棄する

セグロアシナガバチの巣がスズメバチに襲われたのが7月24日、巣房から幼虫が引きずり出されるのも目撃した。あの日以来、巣に活気がないようにみえるのだ。最盛期には10数匹の働きバチがいたが数を減らしているようなのだ。今朝見た時は3匹だった。

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 この3匹を見た時は、女王蜂と2匹の働きバチを残して他の働きバチたちは採餌に出掛けているのだろうと思っていた。午後11時過ぎふと巣の事が気になり、働きバチたちが帰っているだろうかと見に出る。懐中電灯で照らしだして見た巣にはハチの姿はなかった。

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巣は放棄されたようだ。8月も半ばになれば次世代の新女王蜂やオスのハチが羽化してくるのだが、先のスズメバチの襲来で大きなダメージを被り営巣活動を継続できなくなったに違いない。

5月の半ばに偶然見つけた女王蜂の巣作りから、1陣2陣と羽化してきた働きバチの活動の様子、肉団子を持ち帰ったシーンも見た。そんな様子ももう見ること叶わずだ。寂しくなる。

 

28・29日は墓参りに帰郷した。往復700K弱の距離なのに相当に疲れた。故郷が遠くなっている。年々遠くなる、それに山河の様子が変わり、記憶の中の風景が見当たらないのだ。有為転変。