陽気に誘われて守山市の第１なぎさ公園に虫探しに行って来た。
けっこう広い菜の花畑と暖かな陽射しだったのに、期待していた虫達（モンシロチョウ、テントウムシ、密蜂等）の姿は全く見つけ出せずだった。
時間を掛けて丹念に見て廻ったにも関わらず一匹の虫の姿も見当たらなかったことに、何か妙な感じがしていた。
帰り道、虫撮りのフィールドの一つにしている菜園に立ち寄る。
密蜂がいるのを見つけホッとする。
手入れが行き届いていたこの菜園も少しづつ荒れ始めているように感じられた。
それというのも、いつもだったらこの時期には春蒔きの為に畝が掘り起こされ、石灰などが散布されていたり、冬枯れの雑草類が畝に鋤き込まれていたりするのだが、その様子が全くないのだ。
それに菜園の一部には廃土のようなものが山積みされているのだ。
この菜園では四季折々にいろんな虫達を撮ってきた。
百日草にくるキアゲハの飛翔写真などは満足できる一枚になっている。
今年も時季になればここでキアゲハやタテハの仲間たちを狙うことが出来るだろうか。
それにしても２年ほど前から、虫撮りのフィールドにしていた所が一つ減り二つ減りと消えているのだ。寂しくなる。
菜園の片隅ではネコヤナギの花が咲いていた。
この花にはどんな虫がやって来るのだろうか、見てみたいものだ。
