コブシのつぼみ

午前5時半の空は黄砂の飛来が無かったのか清澄な日の出を感じさせる。

黄砂もPM2.5もスギ花粉も来てほしくない。
地震津波も来てほしくない。

ご近所で見かける木蓮やコブシのつぼみがかなり大きくなっている。

あと半月もすれば沢山の花が見られるだろう。

コブシの花と言えば、会社の近くにあるグラウンドの周囲にコブシの木があった。
3月の終わり頃の花の季節には満開の花が見事に咲き誇っていた。
夜目にも白いこぶしの花は残業疲れの眼をいたわってくれることもあった。
そんなコブシの花も、昨年の株主総会からの帰り道では見られなかった。
乱暴とも思える程の刈り込みがなされていて花芽をつける小枝が無いのだ。
根元から切られた木もあった。
このコブシの木は幼木の頃から見ていたから30年以上の付き合いだ。
落花を拾い上げた時の甘い感じのかすかな匂いも覚えている。

今年は花粉症が酷いので3月末の株主総会には出席できないが、コブシの木はどんな状態なんだろうか、花は咲いているだろうか、気になっている。
このコブシの花をもう見ることがないかもしれない。