つくし(土筆)

夕方の散歩の折、空き地の法面で今年初めてのつくしを見付けた。


散歩に来る犬達が入り込まない空き地だったら、このつくしを摘んで帰るのだが...。

つくしはそのほろ苦さが美味い春の山野草の一つだ。
つくしのハカマを取り除いてから半日ほど干し、少し濃い目の甘辛醤油で煮て、溶き卵を落とし、からっとした卵とじ風に仕上げたものが好きだ。

何年か前、コハクチョウがやって来る草津市の琵琶湖畔でつくしの群落を見たことがある。
つくしの植生はちょっとした条件の変化で消えてなくなると言われているが、今年もつくしはそこに顔を出しているだろうか。
つくしが食いたい。

虫撮りを兼ねてつくしを探しに行ってみよう。

 2012・3・20 撮影