ウスタビガの繭

今日は”講読「無量寿経」下巻”の講座が終わる日だ。
最寄りの駅へ向かうのに少し遠回りになるが雑木林の道を抜けることにする。
時間に余裕のある時は自然とこの道の方へ足が向く、無意識の内に虫探しの習性が出ているのだ。
路傍の落ち葉にウスタビガの繭が落ちているのを見つけた。

綺麗な緑色の繭は残念ながらウスタビガが羽化した後の抜け殻だった。

これまでにも落葉した冬の雑木林に入る時は、このウスタビガやヤママユガの繭を探しているが、未だ蛹の入った繭を採取出来ずだ。
それに裏山の雑木林ではナラ枯れが酷く,ウスタビガの食樹の一つコナラなどが全滅している状態だからこれらの繭を探しだすのはかなり困難になっていると思える。

マキノや朽木(高島市)の奥の雑木林だったらこれらの繭を探し出せる可能性が高いだろう。
雪が消える頃に一度訪ねてみよう。