ノウゼンカズラの種

書棚の中で、庭先から取り入れたまま忘れていたノウゼンカズラの実(莢)を見付けた。
莢を割ってみる。


初めて見る種子だ。
松の種のような羽を持った種子が詰まっていたが、実を採り入れた時季が少し早かったのか、どこか熟しきらない貧弱な種のように思われる。
木の上で実が完全に熟れ莢が弾けて種が飛び出す直前まで待って収穫すべきだったのだろう。

こんな未成熟に見える種でも発芽するだろうか、時季になったら庭に播いてみよう。

庭のノウゼンカズラはこれからの老兵にとっては無くてはならない虫撮りの舞台なのだ。