リズムが狂う

夏の終わり頃から生活のリズムが狂っていたが寒くなってからそれが一層ひどくなっている。
就寝が午前2・3時起き出しが昼前等という風に昼夜が逆転してしまったのだ。
夜行族になってしまっている。
変な言い方だが深夜の方が頭が冴えているのだ、読書も画像処理作業も捗っている。
「ふくろう族」と称して、夜間の撮影を主にしている人たちもいるようだが、お前さんは虫撮りの老兵、フィールドは太陽の下なんだから、元のリズムに戻りなさいよ、そんな呼びかけを絶えずしているのだが老躯は言う事を聞いてくれないのだ。
午前中に講座や行事のある日は大変な一日になっている。
先日も濃霧の朝があったが撮りに行けずだった、霧の出た時に出掛けてみようと考えているポイントが幾つかあるのに、遅い目醒めでは折角のチャンスも台無しだ。

今日も昼過ぎの起き出しだ、夕方近くまでカミサンが録画しておいてくれたビデオを見る。
「地球いきもの大図鑑」(BS11) ”カナダ・セーブル島 孤島の野生馬に魅せられて”
ワイルド・ライフ(NHK・BS) "イギリスの田園地帯 ウサギ対オコジョ、激闘!命の攻防”
             ”フランスの里山 四季めぐる草原にキツネが駆ける”

素晴らしい3本だった。
中でも砂の島セーブル島で野生馬を追いかける写真家ロベルト・デュテスコの姿には感銘した。
見ている途中で何度か一時停止ボタンを押して写真家が切り撮った野生馬の姿を見ていたほどだった。
この3本はもう一度見なければならない。

夜行族はこれから写真展候補作のプリントにかかる。