ブドウスズメの幼虫

ここのところ毎朝々落ち葉に悩まされている。
アジサイノウゼンカズラ、ブッドレア等の落ち葉が風に運ばれてお隣の玄関先まで汚すのだ。
これを解消する為にアジサイノウゼンカズラ等の刈り込みを行うことにする。
それに併せて落ち葉の大半を占める擁壁の蔦の葉をも切り落とす。
この作業の後片付けをしていて、緑色の蛾の幼虫を見付ける。
11月も半ば近いこの時期に芋虫を見付けたのは初めてだ。
気温が10度を下回る夜寒もあるのに活動しているのが驚きだった。


尾角を持っていることからスズメガの仲間だと思うが、詳しくは解らない。

図鑑で調べてみるに、尾角に微小な突起をつけているところはクロメンガタスズメのようだし、体の模様とヤブカラシ、ノブドウ、ツタを食草にしているところからブドウスズメのようにも考えられるのだ。
ツタの葉を切り落とした時に見付けたことから、とりあえずブドウスズメの方に軍配を上げている。

ブドウスズメの越冬態はサナギのようなので書斎の飼育箱に来てもらった。
飼育箱の中では11月2日蛹化の為に土に潜り込んだセスジスズメと同居だ。
うまく蛹化してくれれば羽化が見られる楽しみが一つ増えた。

僅かだが赤カブの甘酢づけを仕込んだ。
6月の終わりころに漬けた甘酢らっきょうが食べ頃になっている。